新しいモバイルWiFiルーター

iKakashi-2号機作成用に、新しいモバイルWiFiルーターを購入し、ロングランテストをしています。

製造元:富士ソフト

型番:FS030W

SIM:OCNモバイルOneのmicro SIM

モバイルWiFiルーターFS030W

特徴

  • ポートマッピング機能が使用でき、httpとSSHのポート番号を指定のIPアドレスにマッピングできます。これにより、スマホのWebブラウザーからiKakashiに接続し、温湿度・気圧・照度のグラフ表示が見えるようになったり、インターネットの遠隔からiKakashiにSSHでリモート接続できるようになります。
  • バッテリーを実装せずに、USBケーブルを接続するだけで自動的にFS030Wの電源が入ります。つまり、USBケーブル内の+5VをOn/Offにすることにより、Raspberry Pi側からモバイルWiFiルーターの電源On/Off制御ができるようになるということです。
  • モバイルWiFiルーターの機能として、「端末再起動」という設定があり、ある時刻になったら自動再起動することができますが、現時点ではiKakashiでこの機能は使わない計画です。
  • モバイルWiFiルーターを分解し改造する必要がありません。

2017年10月3日からモバイルWiFiルーターのロングランテストを開始しています。ロングランテストにパスすればiKakashiにぴったりでお勧めのモバイルWiFiルーターになるかもしれません。

2017年10月3日から一か月間使い続けましたが、その間、モバイルWiFiルーターは全て正常に動き続けました。ロングランテストはパスとさせていただきます。農家のIoTデバイスとして、本モバイルWiFiルーターをお勧めします。

iKakashi-1号機なぞのトラブルか?

iKakashi-1号機、初の原因不明なトラブルか?

現象

  • http、SSH、pingが全て反応なし。これは、インターネット側からiKakashiへの接続ができないことを表しています。
  • iKakshiからメールが送られてきません。これは、iKakashi側からインターネットに接続できていないことを表しています。
  • Active LEDが青色で点滅。これは、正常な状態で、iKakashi内のintruderdetect.pyというPython 2.7のプログラムが正常に動作していることを表しています。
  • USB WiFiドングルの青色LEDも点滅。これは、正常な状態で、Raspberry PiとモバイルWiFiルーターが無線LAN接続できていることを表しています。
  • モバイルWiFiルーターのWAN接続も正常のようです。
  • 電源を入れなおしても、同じ現象が発生します。
  • モバイルWiFiルーターのみの電源を入れなおしを行っても同じ現象が発生します。
  • 人感センサーに反応し、写真撮影は行えるようです。

推測

  • インターネット接続を除くiKakashiの機能は正常に動作しているように思えます。
  • モバイルWiFiルーター内部で、WAN側とLAN側がうまくデータ通信できていないような現象のように思えます。
  • Client様にお願いして、iKakashiの近くに行き、スマホをモバイルWiFiルーターに接続し、インターネット接続できるかどうかを確認してもらう予定です。その際、モバイルWiFiルーターのWAN側のIPアドレスを表示してくれるようなWebサイトにアクセスしてもらう予定です。

その後の調査結果は、こちら