人感センサー：SB612A、秋月電子
農家のIoTデバイスiKakashi-1号機では、人感センサーとして秋月電子のPiRモーションセンサーSB612Aを使用しています。これは、人や物が発している赤外線に動きがあると侵入者として検出するというものです。消費電力は、30μAと非常に少ないのですが、検出範囲は、8mとそれほど広くありません。広い畑の中では、この検出距離は不足しています。
SB612Aでは、感度の調整ができますが、PiRモーションセンサーの特徴として赤外線の変化に反応してしまうので、草木が風で動く・スコールが降る・強風が吹くなどにも反応してしまいます。PiRモーションセンサーには、このような誤検出の問題もあります。
iKakashi-1号機では、PiRモーションセンサーで侵入者を検出したら、高輝度白色LEDを光らせ、写真を撮影します。つまり、PiRモーションセンサーはシャッターみたいなものです。
