誤検出の低減その2

ドップラーセンサーモジュール。友人のK田さんから存在を教えていただきました(感謝・感謝)。これは、人感センサーの1つです。警察がスピード違反を取り締まるときに使っているレーダーと同じように、電波の反射で物の動きを検出するセンサーです。検出距離は、20mと長いのですが、消費電力がPiRモーションセンサーの1000倍。うっ。とりあえず実験用に購入しました。PiRモーションセンサーと全く検出方法が違うので、誤検出低減になるか。

ドップラーセンサーモジュール

さらに明るく撮影

明るく撮影できないのは、カメラのイメージセンサーの種類(暗闇を撮影できるイメージセンサーは高額だし)や、レンズの種類にも依存しますが、根本的な原因は、光源が暗いからなのでは。。。
iKakashi-1号機では、3Wの高輝度白色LEDを4個使用し、12Wの光源を使っています。この3倍の36Wに増やせたらどんな写真になるのでしょうか?

36Wワークライト
こんな物が売っていたとは、知りませんでした。しかも防水で。36Wのワークライトです。2520LM、60度の広角です。問題点は、消費電力が非常に大きいということです。ソーラーパネルとバッテリーで稼動しているiKakashiで採用できそうか、やってみないと判りません。

結果の写真は、こちらを。

36Wワークライト追加による撮影実験

写真を少しでも明るく

農家のIoTデバイスiKakashiは、侵入者の写真を撮影します。特に、町の明かりがない畑の真ん中では、夜は真っ暗闇です。3W ×4個の高輝度白色LEDを使用しているものの、少しでも明るく写真を撮影したい。
iKakashi-1号機では、Raspberry Pi純正のNoIR(赤外線)カメラを使用ていますが、さらに明るく撮影するために、より明るいレンズが付いたカメラ(赤外線カメラではありません)を見つけました。カメラのみの交換で明るい写真が撮影できれば、消費電力は変わることはありません。

Picamera
左側が、純正のNoIR、右側が明るいレンズのカメラです。共に同じイメージセンサーを使用しています。後日比較実験を行います。

誤検出の低減

農家のIoTデバイスiKakashi-1号機では、人感センサーとしてPiRモーションセンサーを使用しています。秋月電子通商のPiRモーションセンサーで、感度調節が可能ですが、検出距離は約5m。PiRモーションセンサーの特徴として、赤外線の温度変化が一定時間・一定量を越えると何か検出したことになります。誤検出もあります。たとえば風で葉っぱが大きく揺れるだとか、スコールが降るだとか、強風が吹くだとか。
このセンサーがベストなのか分からないので、PanasonicのPiRモーションセンサーを購入してみました。このセンサーは感度調整ができませんが、検出距離は12mと長いです。畑は広いので、このぐらいの検出距離は必要かなと思っています。

PiRモーションセンサー
左上が秋月電子通商、下の2つがPanasonic製。後日実験を行います。