最新プログラムのバージョンが2017/09/29になりました。

バージョン:2017/09/29では、以下の点が変更になりました。

  • モバイルWiFiルーターのWAN側のGlobal IP Addressを調べるプログラムGetWanIPaddrで、10000回中1029回頻度でエラーが発生し、連続して最大約200回エラーになるために、エラー処理を強化しました。

詳細は、最新のプログラムのダウンロードページへ

iKakashi-1号機なぞのトラブルか?

iKakashi-1号機、初の原因不明なトラブルか?

現象

  • http、SSH、pingが全て反応なし。これは、インターネット側からiKakashiへの接続ができないことを表しています。
  • iKakshiからメールが送られてきません。これは、iKakashi側からインターネットに接続できていないことを表しています。
  • Active LEDが青色で点滅。これは、正常な状態で、iKakashi内のintruderdetect.pyというPython 2.7のプログラムが正常に動作していることを表しています。
  • USB WiFiドングルの青色LEDも点滅。これは、正常な状態で、Raspberry PiとモバイルWiFiルーターが無線LAN接続できていることを表しています。
  • モバイルWiFiルーターのWAN接続も正常のようです。
  • 電源を入れなおしても、同じ現象が発生します。
  • モバイルWiFiルーターのみの電源を入れなおしを行っても同じ現象が発生します。
  • 人感センサーに反応し、写真撮影は行えるようです。

推測

  • インターネット接続を除くiKakashiの機能は正常に動作しているように思えます。
  • モバイルWiFiルーター内部で、WAN側とLAN側がうまくデータ通信できていないような現象のように思えます。
  • Client様にお願いして、iKakashiの近くに行き、スマホをモバイルWiFiルーターに接続し、インターネット接続できるかどうかを確認してもらう予定です。その際、モバイルWiFiルーターのWAN側のIPアドレスを表示してくれるようなWebサイトにアクセスしてもらう予定です。

その後の調査結果は、こちら

Raspberry Pi Zero WでWiFiのPower ManagementをOffにする方法

Raspberry Pi Zero WでWiFiのPower ManagementをOffにする方法

環境

  • Raspbian Stretch
  • Raspberry Pi Zero W

現在のWiFiのPower Managementの状態を確認する方法

$ iwconfig
lo no wireless extensions.

wlan0 IEEE 802.11 ESSID:”wifirouter”
Mode:Managed Frequency:2.442 GHz Access Point: 00:1D:73:12:34:56
Bit Rate=65 Mb/s Tx-Power=31 dBm
Retry short limit:7 RTS thr:off Fragment thr:off
Power Management:on
Link Quality=70/70 Signal level=-36 dBm
Rx invalid nwid:0 Rx invalid crypt:0 Rx invalid frag:0
Tx excessive retries:0 Invalid misc:0 Missed beacon:0

Raspberry Pi Zero Wで、WiFiのPower Managementをoffにする方法

Raspberry Pi Zero Wの標準のRaspbianの状態では、Power Managementがonになっています。この状態ですとSSHで接続できなくなったり、iKakashiのプログラムのdefaultgatewayping.pyでDefault gatewayに対してpingが通らない場合があると思われます。そこで、WiFiのPower Managementをoffにします。コマンド的には、以下のようにします。

$ sudo iw dev wlan0 set power_save off

しかしRaspbianを再起動すると、onに戻ってしまいます。そこで、最善の方法ではないと思いますが、/etc/rc.localを編集し、exit 0の前に次の2行を挿入します。

$ sudo nano /etc/rc.local
・・・
# Raspberry Pi Zero W WiFi Power Management off
sudo /sbin/iw dev wlan0 set power_save off
exit 0

これで、Raspbian再起動後でもPower Managementがoffになります。
現在この状態でRaspberry Pi Zero Wをロングランテスト中です。

Defaultgatewayへのpingが通らないことがある。

Defaultgatewayへのpingが通らないことがある

環境

  • Raspberry Pi Model A+
  • USB WiFiドングル:WN-G150UMW I・O Data社製
  • 2017-08-16-raspbian-stretch-lite
  • 2017/8/24のソースプログラム defaultgatewayping.py

現象

  • 一日に3~4程度の頻度で、Defaultgatewayへのpingが通らないことがあります。
  • この現象は、Raspbian Stretch以前のバージョンでは発生していませんでした。
  • USB WiFiドングルのPower ManagementはOffにしても、頻度は減ったものの現象は発生します。

対処

pythonのソースプログラムdefaultgatewayping.pyを修正して、ロングランテスト中です。

結果

defaultgatewayping.pyを修正し、ロングランテストをパスしました。「ダウンロード」→「ソフトウェア(ソースプログラム)」としてアップします。